現役高校生五人対してOB六人に応援参加して頂きました。
今回のオープンスクールも来年の共学化の効果もあり男女共に大勢の参加者に来て頂きました。
私が今回の稽古で一番感動した事があります。
それは後輩たちに対するOBの所作礼法や態度が素晴らしかった事です。
島田樟誠高校剣道部では剣道形に力を入れている事もあり、正しい所作礼法、稽古や試合での態度は皆様からお褒めの言葉を頂くことも度々ございます。
剣道は段位が物を言う世界です。
格下にはいい加減な所作礼法をし、横柄な態度で稽古する剣道家が多くいるのも事実です。
どんなに強く、実績があってもそのような方は尊敬できません。
ですから万が一そのような事があっては樟誠の看板にも傷がつくと思い、稽古前に注意しておこうと思っていてうっかりすっかりぽっくり忘れていました！
しかしながら杉浦館長の教え子一期生、それに続く各年代のOBは言われなくも立派な所作礼法、態度で稽古してくれました。
現役高校生達もその事を忘れないで下さい。
師匠の井上範士も講話や稽古中の注意で、高段者の先生に懸かる時の真剣な気持ちを、幼稚園のちびっこ剣士と稽古するときも同じく真剣に、相手よりも少し上の力で稽古しなさいとおっしゃっておられました。
師匠の道場では形と同じように上座の先生に合わせて所作礼法をしています。
竹刀を納めながら立ち上がるなどもっての他！
形をしっかり修練していれば竹刀稽古でも正しい所作礼法ができるという事も教えて頂きました。
見学に来た中学生や親御さんに伝わったかどうかわかりませんが、OB達が剣道家として人間的にも正しく成長している姿が本当に嬉しかったです。
私も謙虚な気持ちを忘れずに真面目に！そしてふざけて！明るく楽しく激しく修業したいと思いました。
ありがとうございました。
明日も秋のオープンスクール二日目があります。
OB、剣友の皆様の御協力をお願いいたします。
時間は午前10～12時くらいまでになります。
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