2018年5月25日金曜日

第77回 剣道誠勇館 誠 剣者心也


修学旅行から無事に帰ってきたN君

稽古終了間際、解散場所から直接道場に来てお土産を届けてくれました。
おいしかったよ、ありがとう❗
みんな喜んで食べて一瞬で無くなりました。
それより私が嬉かったのは、疲れて帰ってきたのに、僅かに空いた時間に素振りをしていましたね。
必ずやその努力は実ります❗
また来週宜しくお願いします。




今回の稽古には15人が集まって頂き、夜稽古では、今年一番の賑わいでした。





地稽古の前に審査稽古を行いましたが
子供から大人まで、切り返しは頭上まで振りかぶり極力一息で刃筋正しく行っており、立ち会いをやらせて頂きましたが非常に感動しました。





その後の稽古や打ち込みは、お喋りシスターズは…
やや課題が残ります🙇
正面打ちはしっかりど真ん中を打ち抜いてもらいたい!








大人組は気の切れないいい稽古をしていたと思います。

声がかっこいい千代さん、技も冴えてましたねー。
私より小手上手いわー。

スッピーさん、M君ママも差し入れありがとうございます。

面着けない組も気迫は満点‼






また来週も宜しくお願いします。

先日、ある県の今年の全日本選手権の予選の動画を観ました。

選手の一人は過去の選手権者です。

色々言われている選手ですが、私が観た今回の試合もはっきりいって誉められた戦いではありませんでした。

中学生や大学生の試合でも鍔ぜり合いから技も出さず、かといって一切下がらず、業を煮やした相手が、間合いを切ろうとした所をすかさず前に出ながら打ち込み一本を取る技が認められていますが、高校剣道では反則になります。
全日本王者がそんな技で一本取って…

勝つ為には手段は選ばない。
今話題のアメフトの反則問題も、元凶は勝利至上主義、その結果起きた悲劇でしょう。

話を元に戻すと、油断して下がった相手が悪いといえばそれまでですが、正々堂々の勝負には似つかわしくない打ち方かと思います。

亡き井上師匠も、現在の比較的若手の範士、教士八段などは試合剣道の者が多くなり、剣道の試合、稽古の内容も様変わりするだろう、この先の剣道が心配だと話しておられましたが、あの打ち方を審判が認めれば子供達も当然真似をするでしょう。

王者の剣とは程遠いと言わざるをえません。
師匠が御存命なら苦言を呈されたでしょう。

我々誠勇館館員は、卑怯な打ち方に負けない技術、胆力を身に付けて王者の剣を目指しましょう。


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